精密なTMT模型の返送輸送作業
2015.09.14
返送作業も頂きました
週は 皆さんもご存知の様に台風18号にともなう豪雨で北関東と東北に甚大な被害がでてしまいました。
復旧に向けて動き出していますが、時間はかかるかと思われます。被災された方々に我々一人一人が最善な
行動をして、一日でも早く元の生活に戻れる様 お祈りいたします。
今回の輸送レポートは、前回8月3日にUPしたレポートの返送になるのであります。
板橋区立教育科学館様で開催されていた『史上最大の光学望遠鏡TMTと「光学の板橋」展』が当初は、8月23日(日)
まででしたが30日(日)まで延長されたので、31日(月)の引取になりました。左の写真が板橋区立教育科学館様から
引取、トラックへといざなう写真であります。右の写真は国立天文台様の展示室へ返送している写真なのであります。
約1ヶ月の展示で、多くの子供達が見学に訪れた事と思います。そして、見学した子供達の中から未来の天文学者に
なってくれれば、前回と同じになりますが「こんなに嬉しい事はない」のであります。
先日 国立天文台のご担当者様よりメールが届きまして、2015年4月27日分の営業レポートに書いた
通称 CLASPが米国山岳部夏時間の9月3日11:01(日本時間9月4日02:01)に、ホワイトサンズロケット発射場から
打上げられ見事 成功したと報告を受けました。文面からもCLASPに携わっているメンバーの方々が興奮している事が
読み取れました。当時の輸送では、CLASPの心臓部を三鷹市から相模原市へ振動テストの為 輸送しました。
テストをして不具合が見つかり調整の為に三鷹市へ返送して、また相模原市へ輸送してテストと・・・何回も輸送しました。
何より嬉しいのは国立天文台のご担当者様より、わざわざ私に打上げ成功報告と当時3月から4月にかけて輸送したお礼を
再度 頂戴した所にあります。 これが我々のやりがいになり、明日も頑張るぞ!! と思える原動力になるのであります。
今回 CLASPに係るWEBページを載せておきますので、是非 ご興味がある方はご覧になって下さい。
http://hinode.nao.ac.jp/news/CLASP_Launch/
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