史上最大の光学望遠鏡のミラー輸送
2015.08.03
未来の天文学者の為に
先週 8月6日より開幕する夏の甲子園に出場する49校が出揃いました。
今週も暑さが続くので、熱中症には選手もそうですが、観客席で応援する方々も十分注意が必要ですよね・・・。
そんな先週も暑かった31日に三鷹市にある国立天文台様からTMT模型と実物大のセグメントミラーを搬出して、
板橋区にある板橋区立教育科学館様へ搬入しました。
今回の写真は、三鷹市での搬出している写真になるのであります。
TMT模型は、非常に繊細で電源を入れてモーターで模型が動く仕組みになっています。
その為、搬出時と搬入時には必ず動作チェックをして問題なく動くか確認しているのであります。
左の写真でその模型を搬出している写真で、その左の奥に写っているのがセグメントミラーなのであります。
セグメントミラーはまず見学の方が見えやすい様に、角度がついているので 我々がそのミラーの角度を輸送するポジション
つまり水平にする作業をしてから梱包をして、トラックへといざないます。右の写真がトラックへいざなう少し前の写真なのであります。
そして 板橋区立教育科学館様へ搬入したら梱包をといて水平にしたそのミラーを再び、見学の方が見えやすい様に角度調整をして終了です。
8月1日(土)?23日(日)まで『史上最大の光学望遠鏡TMTと「光学の板橋」展』と題して展示されています。
お近くに行った際、ご興味がある方は 是非 足を運んで見てはいかがでしょうか。
板橋区立教育科学館のHPアドレスを載せておきますので、ご覧になって下さい。
http://www.itbs-sem.jp/index.html
今回の輸送で、子供達が見学に来て目を輝かせ天文学に興味を持ってくれれば「こんなに嬉しい事はない」なのであります。
今回のレポートを見て頂いていた皆様 精密機器輸送案件等がありましたら気兼ねなく「お問い合わせフォーム」から入力して下さい。
我々にもっと「こんなに嬉しい事はない」と言わせ続けさせて欲しいのであります。