Chromospheric Lyman-Alpha SpectroPolarimeter
2015.04.27
ゴールデンウィーク突入前
今週からゴールデンウィークに突入する方もいらっしゃるかと思います。
我々も完全にお休みします・・・・と言いたい所ですが、やはり医療関係の仕事が入っているのであり
ます。病院が休診の時に医療機器を納品するケースが多いからなんですよ・・・。
さて今回の写真は、3月も後半に国立天文台様からJAXA様へ精密機器を輸送した時の写真になる
のであります。 この長い木箱の中に、太陽の彩層・遷移層(彩層とコロナの間の薄い層)から放たれ
るライマンα線(水素原子が出す真空紫外線域・波長121.6nmの輝線)を偏光分光観測する装置が
入っているのであります。
素人の私では、全くもって理解するのが難しいのであります(笑)
木箱に入っているからいっても、ロケットを使い宇宙へ打上げられる装置なので非常に緊張もしました
し また我々が観測装置の輸送に携われる事に誇りをもって仕事をしたのであります。
この装置の名前ですが、Chromospheric Lyman-Alpha SpectroPolarimeter といいまして
頭文字をとって CLASPになるのであります。そしてCLASPの今後の打ち上げ予定ですが、2015年
に予定しているとの事です。 詳しくは、国立天文台 CLASPのホームページをご覧になって下さい。
どんな輸送でも お客様の声をしっかり聴いて 何を望んでいるのか、その望みをしっかり理解して
行動していく。そしてお客様に喜んで頂ける様 日々努力しているのであります。